黄金の羅針盤

いや、「折り合いだけが課題」と言われ続けていたウマでしたが、折り合ったら強かったですねオルフェーヴル。直線向いたところで前が開いたのもラッキー。コーナリングのロスがなかったおかげで、34秒2という優秀な上がりの脚で一気に突き抜けました。何もかもがうまくいったような印象です。全兄のドリームジャーニーと違って、左回りも問題ないようですね。あと400m距離が延びる日本ダービーでもキチンと折り合えるかだけがカギとなってきますが、同一コースのGIを制したことで俄然大本命ムードとなってきたように思えます。
一方のサダムパテック、位置取りは絶好のように思えましたが…前が詰まりましたね。脚を余してしまったような印象です。ただ…スムースだったとしても、3馬身の差は縮まったでしょうがオルフェーヴルを逆転するに至っていたかは難しいところです。それでも2着は確保したわけですから、GIで勝ち負けできる逸材であることだけは改めて証明したと言っていいでしょう。
ダノンバラード、やっぱり侮っちゃいけなかったんですよ、ラジオNIKKEI杯2歳ステークス勝ちの実績を。先手先手のレースで、最後の直線もじんわりと伸びました。ただ…切れる脚があるタイプではなさそうなので、日本ダービーでも上位には喰い込んでも勝つに至るかどうかは「展開任せ」の部分があるかもしれません。力があることだけは今回キッチリ証明しましたけど。
ナカヤマナイトは5着。良発表ではあっても前日の雨で渋っていた馬場に泣いた形です。


(仮想の)馬券勝負ですが、ようやっと今春4戦目にして初白星! 最後の最後まで取捨に迷っていたダノンバラードに救われました。ワイドでも3,840円に1,330円もついてくれたなんて美味しすぎ。馬連だったら最悪今回もトリガミだったかもしれません。
何はさておいて、片目が開くと精神的にうんと楽になります。天皇賞・春もスカッと的中させて、早く今春黒字に持っていきたいですね。


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