地上より永遠に

不良馬場ではありましたが。
前のレースでも、けっこう後ろからの差しが決まっていました。
そんな条件のもと、皐月賞馬は、一気の脚で2冠を達成しました。狭いところに閉じ込められながら、あえて割って抜け出してきたその勝負根性に脱帽です。強かったオルフェーヴル。出走叶わなかった父ステイゴールド、5着に敗れた兄ドリームジャーニーの無念を晴らす快勝劇でした。
折り合いがつくタイプなので、3,000m克服も不可能ではないかもしれません。秋には最終決戦が待っています(「天皇賞・秋へ」というプランも検討されてたみたいですが…行きますよね、菊?)。3冠挑戦はメイショウサムソン以来5年ぶりになりますが、ディープインパクト以来となる「3冠達成」の瞬間は見届けることができるのでしょうか…。


2着のウインバリアシオン。全くノーマークでした。青葉賞馬がこのレースで走るイメージなくて。でも…考えてみれば、シンボリクリスエスゼンノロブロイも「青葉賞1着→日本ダービー2着」でした。この両頭はその後GIを制し年度代表馬となっていますが*1ウインバリアシオンも続くことができるかどうか、です。勝ち馬を上回る上がりの脚はお見事でした。
ベルシャザール、今回はキチンと仕上げてきてましたね。体調が悪くなければこれくらい走ってもおかしくないウマです。ウインバリアシオンにつけられた7馬身はちょっと離されすぎかもですが、秋には一回り大きくなってくれることを期待したいと思います。
ガッカリだったのはロッカヴェラーノデボネアの2頭。ロッカヴェラーノ皐月賞が後ろからの競馬になって負けたのに、武豊はなぜ今回も控えたのでしょうか? ちょっと中途半端なレースだったという感は否めません。「ゲートで暴れた」というコメントもあったようですが、だとすれば…気性面の充実を待たないといけない感じですかね。自分の形になることができれば強いはずなんですけどね。
デボネアは…馬場ですかねえ。さしもの名手をしても難しかった印象です。


(仮想の)馬券勝負ですが…回収率50.8%。ワイドで予想していたため5−7を拾うことができましたが、それまで。なかなか両目が開きません。安田記念は慎重かつ大胆にいきたいと思います。


★★いつもいつも「あともう少し」なんだよなあ…。人気blogランキング★★

*1:あ、アドマイヤメインも「青葉賞1着→日本ダービー2着」だったか(笑)。ダービー以来、連にも絡むことなく引退しちゃいましたね…。