昨日の話の余談。

ホントに文字どおりの余談ですが。


私の「日本史マニア的趣味」の1つに「歴代天皇陵めぐり」なんてもんがあります。
同じような趣味に「陵印収集」なんてもんがあり、並行してそれもやっているのですが、最近では、宮内庁もご多分に漏れず組織の統廃合の波が進み、陵印は多摩・桃山・月輪・畝傍・古市の5つの陵墓監区事務所に全て集約されてしまいました。それは裏を返すと「5つの陵墓監区事務所を訪ねさえすれば、全ての陵墓を訪ねなくても陵印はコンプリートできる」というわけでして。手間はかからないのですが、マニア心としては…痛し痒しです。
というわけで、私が今までに「実際に」(←重要)訪ねたことがある陵墓*1を、ここで勝手に紹介しちゃおう…というわけなのです。


このうち、一条天皇円融寺北陵と堀河天皇円教寺陵は同一のものです。また、後鳥羽天皇大原陵と順徳天皇大原陵、月輪陵と後月輪陵も同一区画内にあります。月輪陵・後月輪陵はそれぞれの天皇ごとに九重塔が立っていますし*5深草北陵は法華堂形式で内部に各天皇の遺骨が納められているとのことです。


…うーん、頭数で見ても、48/127*6ですか。こうしてみると、まだまだ少ないですね。
大阪府にある陵がいまだ来訪件数0件です。そのうちヒマができれば…と思ってはいるのですが。


★★もちろん、最終的な目標は「履中天皇陵参拝」。人気blogランキング★★

*1:あくまでも「現在宮内庁によって治定されている陵墓」です。

*2:第108代後水尾天皇、第109代明正天皇、第110代後光明天皇、第111代後西天皇、第112代霊元天皇、第113代東山天皇、第114代中御門天皇、第115代桜町天皇、第116代桃園天皇、第117代後桜町天皇、第118代後桃園天皇の11帝。

*3:第92代伏見天皇、第93代後伏見天皇北朝第4代後光厳天皇北朝第5代後円融天皇、第100代後小松天皇、第101代称光天皇、第103代後土御門天皇、第104代後柏原天皇、第105代後奈良天皇、第106代正親町天皇、第107代後陽成天皇の11帝。

*4:第120代仁孝天皇

*5:一般拝観者は陵内には立ち入りできないので、塔の様子は書籍に掲載された写真でしか見ることができません。

*6:分母が127なのは、神武〜昭和の歴代124帝から、重祚した皇極(斉明)天皇孝謙(称徳)天皇の2代分を引き、さらに北朝の5帝を加えた数です。