駆け出し古墳マニア時代の懊悩。

いまを去ることもう一昔以上のお話です。
当時の仕事で「横穴墓公開見学会」の様子を取材に行ったことがありました。
身近なところにこんな遺跡があったのか…とカメラを撮りつついろいろと勉強させていただくことができた、いい機会でした。やっぱり、１人専門書を読むなどの座学とは違って、実際にモノを目にするフィールドワークって、この学問では大事なんでしょうね。

ところで。
「横穴墓」と書いてあったとしたら、どう読まれますか？
普通は「訓＋訓＋音」で「よこあなぼ」がポピュラーなんだと思います。変則的な「湯桶読み」ですけど（笑）。

が。
説明を担当していた考古学専門の方は。
「おうけつぼ」と「音＋音＋音」で読まれていました。
あるいは、考古学の世界ではこの読みがデフォルトなのかもしれません。

そうは言っても。
中２レヴェルのヴァカの自分的には。
どうしても、心中密かに「…おケツ？」と笑いを堪えるのに必死でした。
内容的にはとてもためになる説明会だったのに…。

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