陵墓マニアバンザイ

さて。
以前のエントリで「実際に自分の足で訪ねたことがある陵墓」を紹介させていただいたことがありました(http://d.hatena.ne.jp/CasparBartholin/20060706#p1)。


あれからちょうど2年半。
通信制大学院の学生にもなり、自身の研究のためのフィールドワークによって、訪ねたことある陵墓の数が少しではありますが増えてきましたので。
ここに「改訂版」をリリースさせていただく次第です。


というわけで、私が今までに「実際に」(←重要)訪ねたことがある陵墓*1です。

一条天皇円融寺北陵と堀河天皇円教寺陵は同一のものです。また、後鳥羽天皇大原陵と順徳天皇大原陵、月輪陵と後月輪陵も同一区画内にあります。月輪陵・後月輪陵はそれぞれの天皇ごとに九重塔が立っていますし*5深草北陵は法華堂形式で内部に各天皇の遺骨が納められているとのことです。

崇神、景行、冷泉、後一条、仲恭の5帝の陵が新たに加わり。
頭数で見ると、53/127*6となりました。
まだまだ少ないです。頭数ですら50%にも達してないもんなあ…。せめて京都市内の陵墓はコンプリートしたいところ。特に、修士論文のテーマと密接に絡んできそうな平安後期の天皇で、まだ実際に行ったことのない白河、鳥羽、近衛の3帝陵は、自分の中での「最重点陵墓」です。
相変わらず、大阪府にある陵は来訪件数0件。機会があれば…。とりあえず、考古学的な話題テンコの継体天皇陵あたりがターゲットですか。京都から阪急でチョイと行かれそうですし。


★★何度も何度もクドいようですが、自分はただの日本史マニアですよ。人気blogランキング★★

*1:あくまでも「現在宮内庁によって治定されている陵墓」です。

*2:第108代後水尾天皇、第109代明正天皇、第110代後光明天皇、第111代後西天皇、第112代霊元天皇、第113代東山天皇、第114代中御門天皇、第115代桜町天皇、第116代桃園天皇、第117代後桜町天皇、第118代後桃園天皇の11帝。

*3:第92代伏見天皇、第93代後伏見天皇北朝第4代後光厳天皇北朝第5代後円融天皇、第100代後小松天皇、第101代称光天皇、第103代後土御門天皇、第104代後柏原天皇、第105代後奈良天皇、第106代正親町天皇、第107代後陽成天皇の11帝。

*4:第120代仁孝天皇

*5:一般拝観者は陵内には立ち入りできないので、塔の様子は書籍に掲載された写真でしか見ることができません。

*6:分母が127なのは、神武〜昭和の歴代124帝から、重祚した皇極(斉明)天皇孝謙(称徳)天皇の2代分を引き、さらに北朝の5帝を加えた数です。