府中に例えれば欅の向こうを回った辺り

科目最終試験に追われています。
残った最後の科目「日本史学特殊研究IV」の。
最終的な提出のリミットは3月10日。もはやなかなか悠長にしてもいられないところです。


明日から3日間、また外回りの仕事になります。
しかも、明日と金曜日は雨の予報となっているところから、帰宅後は疲労困憊でとてもレポートどころではないことと推測されます。
せいぜい、今日のうちに励むとしましょう。


ところで。
レポート関連で、にわかに木戸孝允について調べているのですが。


彼の死因って、ずっと脳系疾患だと記憶していました。
Wikipediaにも「かねてから重病化していた脳発作が悪化し、明治天皇の見舞いも受けるが、5月26日(引用者注:明治10年(1877年))、朦朧状態の中、大久保の手を握り締め、「西郷もいいかげんにしないか」と明治政府と西郷の両方を案じる言葉を発したのを最後にこの世を去った」とあります(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%88%B8%E5%AD%9D%E5%85%81)。


ところが。
レポートの参考文献に取り寄せた『木戸孝允』(松尾正人:吉川弘文館)によると。
木戸孝允 (幕末維新の個性 8)
木戸の死因は胃癌とあります。


初めて聞く説ですが、日記の記述を緻密に検証しての説なので、なかなかに説得力あるところです。
なるほど…木戸のあのグチグチした性格(好きな人すみません…)からすると、胃が悪くなっても何ら不思議はありませんなあ。


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