こんな勝ち方、見たことない。

昨日は。
久しぶりに早めに仕事を終えて帰宅することができたので(といっても18時45分頃…)。
GAORA日本ハム戦生中継をつけてみたところ。


スコアは既に0−7!
怒りのあまり「メシがまずくなる!」とTV消そうかとも思いましたが、最近生で中継見られる機会もそうそうないと思い返し、ガマンして最後まで見ることにしたら…。


勝負なんて、本当に分からないものです。


「7点差逆転!日本ハム9人お立ち台!」(http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20080408074.html

日本ハム8―7楽天日本ハムが7点差からの逆転勝利を収めた。0―7の3回、3四球に5長短打で5点を返し、4回に田中の4号2ランで同点。6回に失策で勝ち越した。打線に助けられた武田勝は開幕3連勝。試合後のお立ち台には森本、稲葉のほか合計9人がのぼった。楽天は先発の一場が崩れ、4連敗。
≪誰もがあきらめなかった!≫札幌ドームのお立ち台には、安打を放った日本ハムの9人の野手が並んだ。前代未聞の光景は、7点差をはね返す大逆転劇によるものだ。同点2ランを放った田中は「誰もあきらめる気持ちを持っていなかったのが一番(の勝因)。7点差を追いつくのはすごくチーム力がいること」と満足そうな表情を見せた。
2回に先発の武田勝がつかまり7失点。一方的な展開に「一度はあきらめかけた」ともらした梨田監督だが「一場は走者をためてプレッシャーをかければ弱い」と考えていたという。
3回、先頭の工藤は右前へ落ちる打球で一気に二塁へ。一場に重圧を掛けると、3四球で1点を返し、投手交代後に4連打とつないで一挙5点。4回には森本が二盗で揺さぶり、田中が同点弾。各選手が役割を果たして劣勢から脱した。
6回は挟殺プレーに相手の失策が絡んで幸運な1点を勝ち越した。指揮官は「みんなでつかんだ勝利。非常にインパクトのある勝ち方で、次につながる」と喜んだ。


(写真:森本(右端)ら、安打を放った9人全員でお立ち台に向かう日本ハムナイン)

日本ハム7点差ひっくり返し貯金1!梨田監督「記憶にない」」(http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200804/bt2008040910.html

パ・リーグ日本ハム8−7楽天、3回戦、楽天2勝1敗、8日、札幌ドーム)日本ハムは4カードぶりの本拠地で、7点差をひっくり返し貯金1。梨田監督は「7点差は記憶にない。みんなでつかんだ勝利だね」と全員野球での勝利に笑顔だった。勝ち越し点は六回、二走の鶴岡がサインミスで飛び出し、送球が背中に当たる間に挙げたもの。鶴岡は「やっちゃいけないミスです…」と苦笑いだった。


武田勝、7失点でも白星
先発の武田勝は二回に突如崩れ7失点。それでも梨田監督は「信頼しているし、次につながるように」と六回まで続投させた。3勝目を手にした左腕は「投げさせてくれて感謝しています。きょうは忘れてはいけない試合になりました」と笑顔なし。試合後はビデオでフォームを確認するなど反省しきりだった。


◆四回に同点の4号2ランの日本ハム・田中賢
「外野は越えると思ったけど入るとは。全員、あきらめの気持ちはなかった」


■データBOX
〔1〕日本ハムが0−7から逆転勝ち。チームの最大差逆転勝ちは、03年7月29日のオリックス戦での9点差(0−9→11−9)で、この日の7点差はこれに次ぐ。
一方、楽天は最大リードからの逆転負け。これまでは4点差から(5度)が最大だった。
〔2〕先発の武田勝は7失点ながら勝利投手。7失点以上で白星がついたのは06年7月15日の巨人・内海(対ヤクルト、9失点)、パ・リーグでは同年5月19日の西武・松坂(対横浜、7失点)以来。


(写真:7点差をひっくり返し、森本(左端)ら9人がヒーローインタビューを受け、まさにお祭り騒ぎ(撮影・高橋茂夫))

…まあ、決勝点が入ったプレーなんて、とても褒められたもんじゃないですけれどね。
高口隆行のバント失敗、それで思わず2塁から飛び出した鶴岡慎也、その背中に送球が当たってファウルグラウンドを転々として、一気のホームイン。
「結果オーライ」でしかありません。


それでも。
勝ちは勝ち。
この1勝が、もしかしたらシーズン終盤に大きな影響を及ぼしてくれる1勝になってくれないとも限りません。


傑出したヒーローはいないものの。
今日みたいに、全員で一丸となって勝利を掴んでくれれば、それでいいと思います。


「最後まで諦めないこと」。
それが、今シーズンのファイターズのキーワードになっていくのではないでしょうか。


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